刺激的な体験

今年の武漢の10月、汗ばむ暑さ。まだ半袖で暮らしている。今日は姉が亡くなって3年、滂沱の涙を流して、空に向かって感謝の言葉を飛ばした。
さて、おとといから、街道口・新世界デパート7階に鍼治療に通っている。お友達の中国人の先生からご紹介いただいた所だ。針灸治療院かと思いきや、行ってみるとタカノユリビューティなんとか?みたいで高級漢方エステと言うべきお店だった。バラの花のお茶などが出てくる。でもさすが本場中国。鍼の先生は別の病院の専門女医さん。実はわたしは結構、質実剛健、ってか、貧乏性(笑)で、かようなマダム的場所に足を向けないのだが、本場の鍼を経験してみたいという好奇心もあり行ってみることにした。日本での経験は勿論ない。
 コースはまず、問診。次にシャワーを浴びた後、水牛の角でできたヘラで背中をこすって経絡を浮き出させるカイベイ(漢字を聞き忘れたがおそらく開背?)、それからガラスのカップをツボにあて真空にして血行をよくする抜管子(バークワンツ)。それが終わると鍼を刺していく。初めての‘刺激的’体験。
 ヒリッと痛い所と、さほど痛くないところがある。あっと思う間に60本近い針が全身に刺されて30分ほど放置、その間は痛くない。抜く時にまたちょっと痛い。昨日はカイベイとバークワンツはなし。こちらは5日ほど空けたほうがよいのだそうだ。後者2つはとにかく気持ちがいい。
 個人的感想は、体全体が引きあがる感じ?、でした。疲れると腰をすぐ痛めるので、予防効果を期待している。またダイエット効果もあるそうで期待その2(笑)。3つセットで一回110元です。
 体は革命の本銭。美容と健康に気をつけて(笑)姉の分まで頑張りたい。