水の輪

 昨日、ふと2年生に農村に行ってきたことを話したら、授業後一人の学生がやってきて、その農村の小学校の連絡先を教えてほしいと言った。聞くとその小学校にボランティアとして英語や数学を教えに行きたいと言う。武漢郊外の農村の小学校ながら、3年生から既に英語の授業をとりいれているということだったので、もしかしたら受け入れてくれるかもしれない、しかも優秀な学生だ。こうした学生のボランティア活動も中国で少しずつ増えてきているとは聞いていたが。
 早速、友好協会のZさんにメールすると、校長先生の電話番号を教えてくれた。学生のそうした反応はZさんにとっても嬉しいことだと書いてあった。困ったことがあったら言ってくださいとも。最終的にうまく話がまとまるかどうかは分からないが、ちょっと水の輪が広がったような気がして嬉しかった。