長江と毛沢東

ヒトキワさむ〜い今日の武漢、凍えます。学生たちはこの寒さで暖房がないので本当に気の毒。先週は院生たちが「わたしたちの部屋は氷の部屋です」と言っていた。
 昨日の夜、久しぶりにTVをつけたらCCTV1で「毛沢東武漢の思い出」というドラマをやっていて、三峡ダムが中国の将来の電力需要のために必要であると長江を視察する毛沢東や長江大橋の建設中(1956年)の映像などが映し出され興味を魅かれ、バスタブにお湯をためたまま見てしまった。
 毛沢東は6,7歳で家の近くの池で泳ぎ、珠江などいくつかの川を渡りきった経験もありなんとしても長江を泳いで渡りたいと言って周りの人間たちを困らせたらしい。関係者は、まず調査に水に入る。長江は夏でも水温10〜12度、流れは急、波も高く、その年で泳ぎ渡った人はいない。それでも意思が固く止めるのは難しい。昨夜は広州の事務所から武昌の飛行場におりたったところで終わった。
テロップの背景にコーヒー色の長江でタバコを銜えて悠々浮かんでいる毛沢東を演じる俳優の姿。カリスマ性がちょっとたりないけど。
 これから続きが始まるので失礼します。