鶏のピーナッツ炒めを待つ時間

mklasohi2005-11-16

寒くなってきて風邪の人が増えてきた。三年生が「鳥インフルエンザかもしれないから、先生近づかないほうがいいですよ」なんて冗談を言っていたが、実際お隣の湖南省で鶏の世話をしている人が何人か罹り、湖南・安徽で各1人ずつ亡くなり、鶏が2500羽が死んだとか、湖北省にも拡大してきている。
 食堂で宮爆鶏丁(鶏のピーナッツ炒め−日本では「カシューナッツ炒め」ですね)定食ができるのを新聞を読みながら待っていた。おかず一品とご飯、豆乳がついて5元V。相席の1年生ぐらいの学生2人がビールをラッパ飲みしている。日本じゃ見かけないビールのラッパ飲み、寒いし。
 今日の「楚天金報」紙で目を引いた記事は、河南省鄭州市の駅で警察が「お尋ね者のトランプ」を配っているという記事。サダム・フセインと55人の仲間を探していたときアメリカが採った手法にヒントを得たそうで、チラシを配っても、貼るのを面倒がられたり、すぐ捨てられてしまう事実に、トランプならいけるだろうと、50万組用意したそうです。絵柄の12枚とA(エース)4枚、あわせて16枚に逃亡中の凶悪犯人の写真がついていて下に容疑の内容。中国の人のトランプ好きはこの夏、至る所で大人も興ずる姿を目にしたので、なるほどチラシより捨てられることがないかもしれないけれど、凶悪犯人の載ったトランプで遊ぶのってどう?
 他には13歳の女の子が隣家に押し込みチャングム(大長吟)を真似て韓国料理を作ったり、悪戯を重ねていたのは両親の気を引くためだとか(中国は大抵母親も働いていて一人っ子は寂しい)、来年の春節晩会(日本の紅白のような番組)にチャングム出演者チームかぺ・ヨンジュンを呼びたいなど「韓流」は健在。
 昨日の清子様のご結婚の記事もありました。「婚礼低調」と表現されていましたが「地味婚」ということですね。(笑)お幸せに。