小包のうけとり方 

セーターを引っ張り出して着た昨日の晩、暖房が入った。温かいってことがこれほど幸せなこととは知らなかった。最近、夜の寒さに人恋しくなることがあったが、これで余裕。
誕生日も近いからと日本から送ってもらった荷物が今日届いた。お味噌やお菓子が入っている。温かいお味噌汁が思い切り作れます。
「届いた」と書いたが、こちらの小包の受け取りについてちょっと書くと、小さいものだと部屋までとどけてくれることもあるが、一般的に通知が届いてそれを持って受け取りにいくシステムです。
まず図書館前の「郵便サービスセンター」(大学施設)にパスポートとその通知書をもって出かける。小包受付に通知書とパスポートを出すと調べてくれて、帳面にサインをし、さ、荷物を受け取れるかといえば違う。そこからまた100メートルぐらい離れた郵便局にとりに行ってくれと言われ別紙を渡される。郵便局にいって並び、渡された紙に名前とパスポート番号を書いて出すと、調べてくれ、やおら、その窓口のお姉さんが奥に消えて(後ろに並んでいる人がアイヨーと小さい声でため息をつく)荷物をもって出てくる。そして隣の窓口からと言われ、受け取って帰るという仕組み。荷物は届けてもらうものと思っている日本人にとってはなんとも厄介。お年寄りなどどうするのだろうと思う。本を贈ってもらったときなどは他の先生に手伝ってもらって運んだ。
 中国は必要のないところに人を使って、人員を導入すればというところに人が足りない気がする。第三次産業は日本の丁寧、周到さ比べるとかなり遅れている。
 でも面倒だけど荷物が届くのって、やっぱり嬉しい。謝謝。