緑色食品

mklasohi2005-07-16

今日はハルピンに来て以来、一番暑い日だった。
車で高速を約1時間、母上も一緒3人で昨年できた中国最大規模の哈尔滨北方森林動物園に行く。「東北虎」など人間の方が檻で囲まれた通路から見る仕組み。とにかく広かった。
公用車でお迎えの父上が近くで魚釣りをしようと、田舎のでこぼこ道を走って、小さいダム湖に寄る。 今日は魚がいないということで、結局、釣りはせずに終わったが、湖には、のんびりと緑の風が渡る。あたり一面の玉蜀黍畑。煙突のある薄茶のレンガの農家が集まっている。牛や馬が草をはみ、鶏も堂々と車の前を横切っていく。アヒルも犬も人と一緒にその辺で混ざり合っていて、なんだか動物園よりちょっと面白い(笑)。
ハルピンの産業のひとつに食品があり、その中でも「緑色食品(環境によい食品)」として減農薬大豆や、玉蜀黍、それから放し飼いの鶏などに力を入れているという。帰りに「緑色鶏」を村落の食堂で買って帰りお母さんが煮てくださった。「その辺を溜達(散歩)して大きくなるから溜達(散歩)鶏」と教えてもらった。
“散歩アヒル”も並んでおいしそうに泥水を飲んでいた。