ネーミング

mklasohi2013-04-21


地震や、インフルエンザ。ナマズやとりさんどうぞ暴れないで。

昨日の地震の報道では、若い女性記者の人が、カメラに向っては普通語で、病院関係者やけがをした方には四川語で話かけていたのが印象的でした。
それから、日本もそうでしょうが、とにかく寒い。4月になって暖房は切られたので、部屋の中でまたまたセーターの上に、カーデガン、の上にジャケットとまるまる着こんでいます。そして暖かいものを食べる。

さきほど休憩に?読んだ、武漢(武昌地区)商店のネーミングの論文メモです♪。ご興味のない方は飛ばしてくだされ。
華中師範大学の李租民、張忠梅さんが2009年に行った180店舗に関する名前調査です。結果は3音節のもの21.11%,4音節が34.44%一番多く、音節15.56%でこれだけで70%。一番長いのが12音節。
たとえば四音節で「宝島眼鏡」、五で「武漢電脳城」。長いのは副題付き「一番居―異国風情、特色(火考)肉」。異国風情、特色焼肉ね。「浪漫一身——女人的店,生活的」
確かに副題付きのものを良く見かけます。
それから構成は、漢字だけ67.22%、例えば「貴夫人」。次が英中結合「藍星電脳Blue Star」など、18.89%、音訳11.11%、ピンイン中国語結合「慧Hui」、そして数字混じり3,89%。たとえば、ユニクロは音訳「優衣庫」YOUYIKUです。
修辞法でいくと、成語の語呂合わせ「衣衣不舎(依依不舎)」(名残惜しいと「衣類関係の店」をかけて)や、畳音(重ねことば)「可可伊衣」、毛沢東の詩句を入れた対隅とか、双関(かけことば)で「知足吧」(足マッサージ屋さん)など。それから、「信你的鞋”(音谐“信你的邪”)」など武漢語のものもあると。これは靴屋さんですね。

私的に取り上げたいのは、和食「倉橋家日本料理」。日本人なら「くらはしや」と読むところ、「くらはしけ」なんです。敷居が高い。これだけで、この店が、中国人の経営とわかります。華工公館などマンションの気高い名前が面白いと思っているのですが…