勉強になりました

今日の3年生の発表は面白かった。中国のスマホの伸び率とシェア。サムソンが一位22.5%、そのあと聯想、華為(ホアウェイ)など中国の会社が続きアップル社は6位。日本製は2、数パーセントの「その他」の位置。0S別でアンドロイド68.6%、ノキアのSymbian112.4%…。時代は変わりました。Nokiaモトローラ―など欧州のものが強かったのですが。まるで、スマホ戦国時代。

もう一つの発表は「中国の海外留学人口とその動向について」。2010年の意識調査(どこへ行きたいか)では、アメリカ43%、英国19%。オーストリア12%の順。オーストリアのドルの高騰により、カナダが2位に。
実際の留学人口はアメリカへ12万人。意識調査では日本は8位だったのに、実際は8万人の第2位だそうです。留学100万人時代。

それから1980年‐2009年までは139万人が留学し、そのうち39万人しか戻らなかったのが、2012年には82,84万人が帰国。興味深いのが、日本人の留学は学部が68%と文科省のHP出見ましたが、中国は修士、博士の留学が多く、しかも、修士で経済学と金融学、博士で理工系これだけで全体の77.8%を占めるということ。
修士はいかにお金を儲けるかを学ぶということですが、この極端な専攻学科の偏りに、最近、修士卒では海帰(ハイクイ)と呼ばれもてはやされた時代から、「海帰変海待」人材あまりの時代になったと。

学生がよく日本で「経済を勉強したいです!」というので、どうして経済なの?福祉とか、環境を学ぶといいのでは、と余計なアドバイスをしていたのですが、あながち間違がってななかったような。
ただ、まだ誰もそんなアドバイス通りの留学をした人はいませんけど…(笑)。