みどりに包まれて

9月の光の中の緑も光を透かして目に染みるけれど、この暑くもなく寒くもない優しい季節の緑には、新しい木々が放つ香りがある。

夕方、3週間農村へ研修にいっていた新聞記者のYJ君が村のお土産をもってきてくれた。「農民おじさんがくれた落花生」。去年は地鳥の卵だったなぁ。

わたしのマイブームを知ってということではなく、下放先の武漢市郊外の村が、水の街・武漢と違い、高台で水はけがよく落花生に適した場所で特産品。若い人はみんな都会に働きに出、年寄りしか残っていないのだそうだ。

お礼に、春摘みの鉄観音とそしてそのあと金駿盾というおいしい中国紅茶をいれたあげた。先日、市場のお茶屋さんで買ったものだ。
「静かでまるで、禅の香りがする」と私の部屋へのコメント。
禅は知らないけれど一杯のおいしいお茶が心も休めてくれることはありますね。

今日は花に込めた気持ちがあります。
緑の中の花の写真をとってきました。