立冬

mklasohi2011-11-09

昨日は立冬ということで一段と寒くなりました。まだ暖房が許されず、頼りは足元の足温器。窓の外の、景色は晩秋の色。発表の準備などしていても手が冷え冷え。友人が持ってきてくれたほうじ茶を飲んでしばし暖をとる。

学生たちの作文がNHK地球ラジオのサイトに掲載されました。(放送はまだ)学生たちも喜んでいるし、私も。少し短くなってやや文章の味わいが消えたものもありますが…。

たとえば秋が深くなると「犬鍋のために犬集めの行商が来た」とか、「きゃー」ですがそれぞれが体験した生活の音というのは面白いものですね。小論でない、作文では見たもの、聞いたもの、感じたこと、考えたこと、それを大事にと指導します。

私の武漢生活の音は、やはり武漢語の喧嘩腰の響きでしょうか。この前の乗ったタクシーで、信号が緑に変わっても前の車がなかなか発進しないので、追い越しながら運転手さん、その車に向って大声で、「モウブゾウレイ」。
つまり「なんでいかんのかぃ!」と。

武漢の音とガサツな響きがそこにありました。ちょっと吹き出しそうになりました。武漢語はkēngqiāng 「金編に堅」、と「金編に将」の2文字であらわされたりしますが、(石や金属がぶつかる音、ガシャンガシャン)、わたしにはもう少しもったり聞こえるかな。

見たもの。
「飛びハト自転車屋」。自転車と鳥は中国語のイメージの中では親しい関係です。ともにスピード感のあるもの。
猫の肖像画果物屋の猫は、やっぱり「マオミー」と呼ばれていました。