総合力をつよくして

このところ、長袖二枚でも寒い武漢
先週1クラス5-6人が休んだほどの風邪が大流行。わたしも前の風邪が治りきったかわからぬうちに、かかってしまった。が、とりあえず熱もなくなんとか済んだ模様。
ぼぉっとCCTVの「読書」という番組をみていると、9月23日に取り上げられていた本が「佐賀のがばいばあちゃん(佐賀的超級阿嬷)」。日本の本で、ゲストはかの加藤嘉一氏と書評家・史航氏。
体育の5以外、1や2の並ぶ通信簿を見て、「1や2でも全部足したら5になる、人生は総合力」と幼き洋七さんに語ったおばあちゃんの名言が紹介されている。加藤さんは「生命短暫、思想永恒(人生はみじかく、思想は永遠)」としめくくる。

島田洋七さんの本が何冊も中国語に訳されていることは知らなかったが、金持ちも多くなったとは言え、いまだに日本以上に貧しい人たちも多くいる中国では確かに元気づける本になるだろう。激励の励と志で「励志書」、人を元気にする本というジャンル。昨夜も、中国人の友人にアンケート調査をお願いしていて、彼女のご主人のお母様は文盲で字が読めないと聞いて驚いた。息子さんは30代研究者でも、農村に暮らすお母さんは字さえ読めない。日本では昭和初期の出来事のようではないでしょうか。


それにしても、加藤さんの中国語早口〜。
人生は総合力。この番組で言っているように、楽天的でポジティブに。日々を楽しくと思います。