たまや〜

mklasohi2011-08-28

昨日、東京で働く卒業生たちと一緒に隅田川の花火大会を見てきました。
久しぶりの隅田川の川風、私を含め8名の花火見物人。大勢の人たちと一緒に誘導されながら言問橋を渡りながら見上げる。たまや〜、かぎや〜。

武漢の大学の教室で会った学生たちが立派に羽ばたいて東京で活躍。こんなご縁がまたあるということは教室では考えても見なかった。
今回6年ぶりに副専攻のS君にも会った。武漢大を卒業後、東大に留学し、修士を得、中国弁護士として働き始めた。名刺にある所属弁護士事務所の住所は、六本木ヒルズ。なんかかっこいいね〜。
かと思えば、反対したのに、北京の日系企業を辞め、早稲田に留学、去年はみんなと一緒高層ビルから新宿の夜景を眺め、世界人材とはこんな人かなと思わせたTW君。311の地震のあと放射能汚染を恐れたご両親から中国に呼び戻され帰国してしまったのだそうだ。歩みを始めた卒業生たちにも様々なドラマがある。

今年はあちこちで花火大会が中止になった。いつもなら多摩川の花火大会を遠くでみて満足させているが、これも中止。

数日前、隅田の花火大会は花火師の方が「こんな年だからこそ、花火をあげる。地震津波でなくなった人への献花だ。花火は上を見上げなくちゃ見られない」とTVで語っていらっしゃるのを見た。年々成長していく中国の若者たちと夜空に見上げる「献花」、足は棒になって、おなかもぺこぺこになったけど思い出に残る花火大会になりました。

こちらは待ち合わせにした業平橋から見上げたスカイツリーです。前回は半分を超したとき、今回は目標の高さに完成。