武漢から心をこめて

今日は補講があり、作文の授業で、学生たちと、地震の被災者のかたへのメッセージを書いた。
前回、お見舞い文をいくつか読ませ、代表2人にまず書いてもらい、それを今日、みんなの言葉にしましょうと呼びかけた。最初、よそ見をしていた学生も次第に、ともに考えるようになった。400字以内という制約があるため、すべて書き切れらなかったけれど、心を一つにして書けたことが幸せでした。
                    

そしてそれを夕方のNHK地球ラジオで「被災地へのメッセージ」としてご紹介いただきました。少し短くなっていましたが、学生たちの言葉がもしどなたかに届いていたら嬉しいですね。メッセージの内容は以下です。

「被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

私たち華中科技大学日本語学科の学生は地震の一報を聞いて、とても衝撃を受け、同時に胸を締めつけられるような気持ちになりました。中国の各メディアも毎日、日本の災害の情報を報道しています。

私たちのクラスにも新潟大学に留学しているクラスメートがいるため、宮城からも近く、とても心配しました。また福島は私たちの大学のある湖北省と姉妹県で昨年交流団の方もいらっしゃいました。交流団の皆様はご無事だったでしょうか。

震災後の秩序ある日本人の行動は、驚きと尊敬をもって受け入れられています。日本の皆様と同じく私たちも復興を願っています。中国のすべてのテレビ番組の画面には救援募金の電話番号が表示されています。

被災者の皆様、全世界が一つになってサポートしています。私たちも日本が興していくのを見守っていきたいです。
皆様への励ましの気持ちを武漢から捧げたいと思います。

中国武漢  華中科技大学日本語学科」 
                    

ラジオ放送は4月2日6時台6:45分ごろから
メッセージは来週水曜日からこちらに。
今日の写真は、日本語学科の名カメラマン張道宝先生の作品です。