出会い再会

壁破りのソフトをいれてもらったので、たまにfacebookにいけるようになった。久しぶりの友人に出会ったりするのは楽しい。
テキサスに渡ったLiujiaは現地の大学で修士を取得後、大学のインターナショナルセンターで働いている。華科大で教え夫となったDavid先生も同じ大学で教えているのだそうだ。テキサスの青空の下の2人、アメリカのご両親との生活。いつか会いに行きたい。
また、昨日は初めて87歳の日本語学科老教授にお目にかかった。先日来、2年生に「お一人暮らしの老先生のところにボランティアに行っているので一緒に行きませんか」と誘われていたが片づけなくてはいけないことがあっていけなかった。老教授には6年もいるのに一度もお目にかかったことがなかった。
古い教職員アパートの4階。現れた小柄な老教授は大変美しい日本語をお話される方だった。遼寧省のご出身で、当時は日本の作った学校に上がらなくてはならなかったため、小学生の時から学んだ日本語なのだそうだ。言葉を選びながらお話されるところに2つの国の歴史を感じる。私は昔の中国人女性の話方などについても質問させてもらった。
一人娘さん一家はいまフランス在住。壁にはおそらく娘さんがフランスで学位をとられた時のものと思われる学位服姿の写真。古い形のガラスの壁灯。
テーブルの上に、私の持って行った小さい日本の立て型カレンダーが加わった。

出会いはいつも、一枚の映画の切符のよう。情景があって、こちらから書きかえることのできない物語りがある。