息吹

留学の研究計画やら修士アンケートやら院生からの頼まれ事ありで、すこし遅く目覚めると、外では小鳥たちが歌う声。森の住人のいいところ。ぴーぴぴっつぴぴ。

「ぴーぴぴっつぴぴ、生まれてきてよかった」に聞こえてくる。凍える冬から、暖かな春。

そんなことを思いつつ朝のお茶を飲んでいると、新聞記者の楊君からメール。出張で上海に向う動車組(新幹線)です、車窓を楽しんでいます、土曜日に戻ります、と。
1月、わたしも動車組で上海に行った。その車窓を思い出し、「春の大地の勢いを感じるでしょうね。上海でおいしい洋菓子店を見かけたら、保存のきく洋菓子を買ってきてね」と返信。上海で買ったバームクーヘンがとってもおいしかったから(笑)。

まるで「東京のお菓子はおいしいなぁ、やっぱり東京のものは違うなぁ」、などと地方でありがたがっていた時代みたいです。

春の息吹と時代の息吹。そんな中にいる感じ。