時代とサーカスを思う日

昨日お掃除にきてくれた服務員さんがきょうから気温が下がるから、秋褲(ももひき)を出したと言っていましたが、そんな天気予報も当たって、確かに10度以上下がって9度。森が一気に深い秋に変わったようでざわざわと風が騒いでいる。

そんな夜に一年生の夜の授業が始まった。彼らは寒さをしらないような元気でしたが。
今学期は授業数も少ないうえ、前半にまとまっているので、教えることと、研究の時間とが切りかえられて快適なのですが、残念なことは、去年の今頃皆さんと一緒に習っていた声楽レッスンが受けられないこと。ま、革命歌などが多かったので、習わなくてもいいといえばいいのですが…。
革命といえば、アメリカやイギリスの革命は政治革命であり、文化大革命フランス革命ロシア革命と同じく「文化」革命だったので、文化の変化を伴ったと聞いた。そういう革命では例えば名前や地名が変更されるということが起こると。北京の胡同も名前が換えられているが、武漢にも解放大道や、建設大道、中山大道とか、さだまさしさんのお母さんがすんでいらしたという勝利街などがある。そしてそのもうひとつ前の列強租界の時代にはその租界に亜歴山大街(アレキサンダー街)とか、瑪琳(マーリン)街、日本租界にはは山崎街などといった外国の名前がつけられていたそうだ。
戦いの時代は避けて、こんな内陸に世界の港の開かれた時代に行ってみたいなぁ…。そんな時代に武漢にやってきた世界の人たちの勇気には驚かされますね。
そういえば、29日から11月4日まで、武漢雑技庁で第9回国際雑技フェスティバルがあり、ロシア、アメリカ、ブラジル、ベルギーなど13カ国250名の演技者の方たちが集まるそうです。詳しくはこちら

明日も授業だから、この辺にして暖かいミルクでも飲んで休みます。Good Night!