時は流れて。

新学期第一日目。暑くてちょっと倒れそうなくらいでした。


昨日、漢口から戻ってくるとき、東湖湖畔の道に車がながーい数珠つなぎで、ぐったりしていると、タクシーの運転手さんが
「最近は新学期にむけて親たちが車で新入生を送ってくるからこんなに渋滞するんだよ。ちょっと裕福になると誰もが車を買いたがるのが中国人さ」と言っていました。
「日本にもマイカーブームはありました。最近では若者が車を買わないようですが」と答えましたが。

          

新しい学生たちは世にいう「ポスト90年代」、確かに全員がとは言わないけれど新2年生を見ても、裕福な学生が増えたことを感じます。
今日は「夏休みに何したか」を話してもらうと、ある女子学生「一人で東京に遊びに行きました」と。しかも2度目だそうで(◎◎)。
「日本に一度も行ったことがないのに、美しい日本語を話す」のがここの大学の日本語学科の学生のすごいところだったのだけれど…。時は流れているのです。

また、今日は深セン特別区として建設が開始されて30周年だそうです。7時のニュースでお祝いの式典を映し出していました。
深センには2回行ったことがありますが、今や、トウ小平が泊ったというホテルが、まるでバージニア・リ-・バートンの「小さなおうち」のように、高いビル群の中に埋もれた小さな建物でしかないことを思い出します。

それから、
「今日の万博」は「北朝鮮デー」で、テーマは「平等な都市の発展」なのだそうです。
様子をこちらでご覧いただけます。