旅いろいろ

東京は今日暑かったです。居間のクーラーの調子が悪く、ＴＶからしばしば聞こえてくる「熱中症」にでもなりそうなくらいでした。

さて、旅のこと。

19日の学会終了後にまず向ったチベット仏教の寺院ターアル寺（ス）です。
右は「転経筒」と呼ばれるもので、「オーマニマニムー」と祈りを唱えながら回します。

このお寺は偉いラマ僧の生まれた場所に塔（タ）を立て、そして（アル）、1560年に寺（ス）を建てたことが名前の由来だそうです。

見学できるお堂は6つ。お堂の中はすべて写真撮影禁止で、三絶の一つという壁画や、タンカと呼ばれるキルトの垂れ幕、バターで作った仏像、ラマ僧たちの祈りにカメラを向けることはできません。

お堂の中はバターの灯がともり、やや動物臭い香りが漂っていました。
入り口では五体投地で祈りをささげる人たち。体験できるということだったので、私も三回コースで祈りを捧げました。

冬は零下に下がり、寒さが大変厳しいところだそうで、その時期の暮らしがしのばれます。