統戦、統戦 

mklasohi2010-07-10

今日は一日雨が降ったりやんだり。雷もなり音を立てて雨も降りました。
そんな中、夕方卒業生のCさんと約束だったので、雨の渋滞の道路を渡って光谷のスタバ前で待ち合わせ、一緒に晩御飯。場所は、「四季恋」というお店。雑誌にのったということで、白を基調のきれいなお店です。
昨年は黒を基調にした「賽江南」というちょっと高級なレストランへ行きましたがそちらは黒づくめで、これら確かに「武漢なりに」おしゃれふう。味付けは上海料理のようで少し甘めでした。

Cさんは武漢の公務員。もう5年半、ずっと年の離れたいい友達。以前は「文明武漢武漢のマナーの向上のために宣伝活動をしていたけれど、最近は何を?と、聞くと

統戦部といって毛沢東が提唱した各階級との対話を推進する部署で、15もの団体の人たちと交流を図るのが仕事。全体会を開くこともある。15の団体の内訳は、共産党外の党や宗教団体、少数民族団体、医療団体、工商会、台湾からの投資団体、留学生団体などなど。
だから日々人とあい、たとえば少数民族団体との付き合いでは、道端でシャオカオ(中国式バーベキュー)を商うウイグル人とのいざこざを解決することもあり、台湾からのお客さんを開発区に連れていくことも。
そして月に2回ぐらいは食事をしながら話し合いをするから、昔から統戦部は「統戦、統戦、請客、吃飯(トンチャン、トン、チャン、チンクー、チファン)」 
「ともに戦う、ともに、おごられ、飯を食う」と言われているそうだ。
その革命風でのごろがいいスローガン的風刺に笑ってしまった。

武漢はこの5年で大きく変わるということで、長江の武昌側の岸に600メートルのビルが建つ計画があり、沙湖と東湖も運河で結ばれ、ディズニーランドのような遊園地もできるという…。(個人的には大きな期待はないのですが…)それから来年の辛亥革命100周年記念事業…。

今日彼女は昇進試験を受けた。合格すると省の教育庁。何をやったら?と聞くので、「自分だけ良ければいいと思わないような教育を…」と日ごろ感じていることを話した。
すると、先生と話すのもトンチャントチャンですよと冗談を言って笑っていました。私のほうは、それでは、各団体の方の話し方に違いがあるようだったら観察しておいて教えてね、と頼んだ。

雨の日の愛国統一戦線…。

あ、左上の写真は男子トイレという意味(笑)。「男」と書かずに、「他(彼)」と書いてあるところが、新鮮だったので。
女性は女編に也で「彼女」。