健やかに

日曜日、お昼を食べに出ようとしたら、ホテルのマネージャーさんが子犬を抱いていた。彼女の犬はトイプードル。名前は「依依(イーイ)」。私にいつも抱かせてくれる。

イーイは先日風邪をひいて、お医者さんに行き、注射を打ってもらって治るのに300元もかかっている。今はとても元気。毛のトリミングに行って50元。ところがこのわんこは黒白で小さいパンダの赤ちゃんのよう。
抱かせてもらうと「あげてもいいよ」と。

生きているものが傍にいると楽しいだろうな。でも、本来ここで犬を飼ってはいけない規則、バタバタとした生活、子犬の世話まで増やせない。しばし抱かせてもらった。

子犬は寝息を立てて寝てしまったので、私は、柔らかくて新しい命を抱いたまま30分ぐらいぼうっと入口のホールのソファに座っていた。
マネージャーさんが戻って来て、あれまだ抱いているの、ご飯食べにいかないと無くなっちゃうよと言うので、わんこに名前をつけて出かけることにした。
健康に育つように「康康(カンカン)」。
それがこの子。手やお腹 わたし。