里帰り

今日は楊春著「性別言語研究The Study of Gender Language」(2010、光明日報出版社)というのを読みました。届くのを待っていた本ながら中身はほぼ「性別漢字研究」と言った方がよい内容でちょっとがっかり。

昨夜は3年前の卒業生数名が学校に戻り、教師たちに御馳走の宴を開いてくれた。
大連、北京などから。中の1人は深せんのIBMをやめて南昌の公務員になった。つまり、公務員のほうが魅力的というのだ。さすが科挙の国ですね。24歳にしてマンションを買ったそうです。まるでドラマより奇なり、彼らの生活。

「書中自有金屋、書中自有顔如玉」本の中には(勉強をすれば)金の家があり、本の中には(学問をして科挙に合格すれば)玉の如き美人も手に入る、という言葉を思い出した。

C教授は
「中国にはこんな言葉があります。中国人としての喜びが2つある。結婚の夜、科挙で状元で合格すること。私はもうどちらも関係ありませんので、学生たちが顔を見せ来てくれることがそうです」と挨拶された。中国式宴会では1人ひとりがしゃれたご挨拶ができなくてはいけないのが、実はわたしは苦手。

テーブルには14―15種類ほどお料理がならんだが、お箸が伸ばせない辛いカエル料理も。(だから辛いかどうかは見た目から)。それから最近、肉厚のきくらげを湯がいて、わさび醤油で食べるお料理もある。おそらく日本のお刺身の影響でしょうね。歯ごたえがよいので今度お試しください。

彼らとの思い出もいろいろ。中でも朝、授業にいくと、教室が工事中になっていて、事前に一言も通知もなかったため、場所が見つからず急遽、私の部屋を開放、20人のぎゅうぎゅう詰めで授業をしたこと。そのことが昨日はやっぱり話題に上った。

みんな、どこでくらそうとも、青春の時を過ごした武漢・母校に深い思いれがある。

学生あり遠方より帰ってくる、また楽しからずや^^。