昔は物を

フェンスなどの修理の職人さんが2人。ほうじ茶を出して、3時はコーヒーを出す予定。梅の花も散る2月の半ば過ぎ。

水曜の午後、弁護士の友だちに誘ってもらって、文楽を見てきた。
「大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)」浄瑠璃は住太夫人形遣い人間国宝吉田文雀という至芸。何年ぶりだろう国立劇場
ふとしたことから不義密通。逃げる道行の先・・・、という物語。
幕引きがあんまり哀れで、降り始めの雪が目にしみるようにに胸がうずいた。友人が最近はまったというのもわかる。お人形だと余計に哀れを感じてしまうのかもしれない。次の朝は牡丹雪だった。
長谷川和夫の主演で映画版というのを貸してもらったので、早く宿題を終わらせてから見たいと思う。

昔は物をおもはざりき。運命に陥れられる人は悲しい。
昔は何も理解もできなかった・・・。