可愛的東西(クーアイダトンシ)―愛すべきもの

授業を終えて帰ろうとすると階段のところに子犬。人間でいえば小学生ぐらい?
お腹をすかせているようで道行くひとに期待のまなざしを向けている。

おにいさん!     
                            おねえさん!  

あ〜ぁ、いっちゃった。      

犬好きそうなお兄さんが振り返ってみてるけど、何かくれるわけでも…。  



もうやだなぁ、この人。写真だけとってさぁ…。




人生の好いところはいくつになってもまだ学ぶべきことがあること、可愛いものにでくわすこと。



昨日と違う風が吹いて時が移っていく。