やれやれ一休み

さすがに今日はつかれてゴロゴロしてました。明日もその予定。走ってばかりはいられませんもん。
昨日、南京大橋の長江は、車窓からちらりと眺めた。私の席は窓側だったのだが、電車に乗り込むとと30代ぐらいの女性が先に陣取っていて、「電車に酔いやすいからいいでしょう？」と言う。ふぅ。海へ流れ着く前の長江をゆっくり眺めたかったけれど、その重そうな人を動かすのも面倒と、諦めた。その人咳もごほごほしている。電車での移動ではマスクを義務付けられていると思うが…。

漢口駅へたどり着いてから、昼食会に間に合わせるためにタクシーを探した。ごちゃごちゃと降車客でごった返す通りで、なかなか見つからない。一台みつけると「武昌、武昌だよ」という。後部座席に人が乗っていたが、他にタクシーがなかったので仕方なく、乗ってしまった。
乗った後で聞いた。後ろの人と乗合、彼らは、武漢は中継点で武昌駅に行く人たち。代金は折半。
23日に漢口に向かった時の領収書を取り出してみると58元。あの日は渋滞で時間もかかり、Ｄ組車に乗り遅れたぐらい。本来全行程50元ぐらいだろう。が、後ろの人たちを武昌駅で下ろし、それぞれ50元だと言う。どうりでメーターもネームカードもない。

両方から50元づつとったら100元じゃありませんか。暴利だ。とやりあったが、皆それぞれ得をするんだという。60元かからないところを、そんな非合法がいいわけない、あなたは悪い人なの、これはシロタク？と聞いたが、お金への執着は彼をすでに変えている。
途中で突き落とされでもすると困るから、物を言わずに降りるときに簡単に勝負することに決めた。

正門前のレストランに横づけになった。無事着いたのだから30元だけ渡す手もあるが、財布から50元だして言った。

「あなたの車には2度と乗らない」
「あぁ？」　　　　　　　　　　ショックを受けた声が運転席から聞こえてきた。
仲良くなって降りるタクシーが多いが、一刺しさすこともあるのだ、わたし。

ところで中秋節も近づいてきて、恒例の月餅などをいただく。人に分けたりもするけれど、せっかくだから、朝ごはん＝月餅+お茶またはコーヒーの日々がこれからしばらく続くのでした。
道には60周年を祝うため赤い旗がはためいている。