南京大学

mklasohi2009-09-24


南京大学に来ています。無事研究会が終わり、あすはほとんどトンボ帰りで武漢に戻ります。

去年3月、香港で中国社会言語学会に参加し、斯界の大御所・徐大明先生と隣り合わせに座る機会を得、日本の社会言語学者友定先生とおひき合わせしたいとお話ししたことから、昨夏、実現。今年2月の東京でも日中の学者同士、交流を深められ、今回「日中若者言葉研究会」が立ちあがった。今日はその第一回目のワークショップ、わたしも中国語による研究発表30分を仰せつかった。徐先生をはじめとする南京大学中文系先生方や博士達の前で、中国語で「中国の若い女性の言葉」について発表させていただくとは、大胆かつ光栄。
なんとか内容と中国語をほめていただいき、この10日に渡るめくるめく忙しさも報われたような気がした。
また何より日中両先生方の議論の深さに学ぶところも多く、そして同じく双方を繋ぐ役を果たしてくださった東北大学客員研究員のモンゴル人B先生とも心の通った時間が持てたこと嬉しかった。

出かける前は思い切り仕事も重なり、またお風邪の友定先生にインフルエンザ疑惑が持ち上がって、足止めになりかけたり、一等車を買ったD組車に乗り遅れ、漢口駅のマックで先生と時間をつぶしたりと、次から次にいろいろあった。

明日は南京大学院生に先生の上海へのお見送りをお任せして、H社日本語研修打ち上げ昼食会にちょっとでも顔を出すため、南京駅から朝、中国新幹線に飛び乗る予定です。

南京観光0分。
車窓から南京大橋やきらり光る長江のさざ波が見られたら満足ですね。