ASIMO in 武漢

今日は武昌実験小学校にASIMOが来ますよと武漢東風HONDAさんにお誘いいただき、小学生とASIMO君(?)の交流イベント「ASIMO中国行」に行ってきた。

会場は武昌一のエリート小学校の小さい講堂。聡明そうな小学校中低学年の子どもたちと保護者とイベントの関係者で一杯だった。
司会のお姉さんのわかりやすい説明や、ASIMOがこどもたちと踊ったり、サッカーをしたりするという40分ほどのイベント。もっとも印象的だったのは、舞台の上でジュースを運んできてもらった男の子が司会のお姉さんに「ASIMOと友達になったら何をしてもらいたい?」と聞かれて、「掃除。それから、家に帰った時、ドアを開けてもらいたい」と答えていたこと。庭を掃いて、おかえりなさいとドアを開ける。次の技術はこんな言葉の中から生まれるのかもしれませんね。
また、「握手をしたとき、金属の感じがなくて、とても柔らかかった」とも言っていた。こんな細かい神経の行きとどいた技術が車の安全や快適さに生かされるでしょう。

その子は「将来ASIMOよりもっとすごいロボットを作るんだ」とも言っていたが、美しき日本のASIMO君に武漢でお目にかかった感じです。

あさって6月1日は中国では「児童の日(子どもの日)」です。