ものはづくし

瓜に書きたる稚児の顔…
友達に写真も楽しみと言われたので、私の身の回りにあるものを少し。(発色がよくないですね)

宿舎大広間に掛かりたる牡丹の絵。日頃食べたる豆腐麺。読むべき本の終わりなき、散歩の池塘花もなく、ゆえに撮りたる標識は近寄らましの思いやり。蘇州老舗の甘き菓子、初夏になりきて菊のお茶、なんて感じですね。





積み重ねた本の中の「日中非言語交際研究」(外語教学与研究出版社)には章さんとの共著の論文が載っています。お菓子はA先生のお母様の蘇州土産できしめん胡麻砂糖をまぶして巻いたようなもの。光緒十一年とあって、清朝から百年の歴史のあるお菓子ということ。
日頃は麺などでつましい食生活をし、このマーラー味、山椒に当たると地雷を踏んだように舌がビリビリします(°辛い)。

昨日昼は中文系の友人(博士の先輩)と互いにビリビリと刺激的なことを話しつつお昼を食べた。次は刺激的散歩をしようということになった。

夜はカエル、布谷鳥の声、月の光…。