雨の色

mklasohi2008-10-22

朝、中国語の勉強に行き、そのまま空き教室で課題の薩丕爾の「語言学的科学地位」という論文、つまりEdward Sapirの”The Status of Linguistics as a Science”を読んだ。古典的なものの一つ。英語ですよ。最近読むのは中国語だったから、回路がつながらない。
暫くすると80年を隔ててサピア教授が熱く語る声が聞こえてくる気がした。文字の中にこもる魂に出会う、そんな感じ。

しかし集中力も早々に途切れ、外に出た。ぼんやりと佇んでしばらく見ていた…湖を濡らす雨の色。
今年はこういうものに心ひかれる…水のいろ、雨の色。