ニュース尽くし

このところ気温28度もある武漢。昨夜は今日の6時間分の授業の準備をしてベッドに入ったが暫くして暑くて目が覚めた。と、なんだかおなかがすいてしまってみかんを食べながら、たまった新聞を読んでしまった。そんなわけで、拾い読み少々。
1.亀山テレビ塔新装営業。2003年から改修、放置されていた亀山のテレビ塔。東星集団が20年の営業権を得て、全面改造、15日から観光客に開放されることになった。入場料はここ1ヶ月は60元の半額30元。
武漢三鎮が見渡せ、対岸に黄鶴楼、展望台、回転ラウンジでビュッフェ式のお食事ができるのだそう。高所大好き症の私は期待していたのだけれど、半額期間中に行けるかなぁ。クリスマスに誰かと行こうかな(と言ってみる)。詳しくは
2.武漢国際雑技フェスティバル 10月25日〜31日。空中もの、マジック、お笑い、調教物の5大雑技。ロシア、アメリカ、オーストリア、ドイツ、朝鮮、ベトナムなど12カ国からの参加あり。(ベトナム人の友人ZJDが通訳に行くといってたサーカスだ)。興味のある方は武漢演出網でチェックを。ブロードウェイミュージカル「アイーダ」も月末、また、なんと言っても25日には周傑倫のコンサートが武漢でありますね。移動のユーザーは無料などという噂がありますが、まさかぁ。
3.武漢大学で第三回映画祭が始まる。《廬山の恋》の張瑜などの銀幕女優が講演、盛んな歓迎を受けた。
4. 改革開放30年 旅行の大衆化時代に。しかもマイカーでの近郊旅行が増えている。ゴールデンウィークには武当山では毎日2000台の車を受け入れた。「お金があって、暇があって、動機があること」が旅行の三大条件。小康+健康の「双康時代」に入ってきた。
70年武漢は外国人客を受け入れるホテルも殆どなく、79年にフランスからのお客が泊った比較的条件のよいホテルは「勝利ホテル」ぐらいしかなかったがここもエレベータさえ無かった。(勝利飯店ってさだまさしのお母様が勤めていたとかいうですね。5月に歩いたときには営業を停止していましたが、取り壊される?)。当時は自動車も「広州」ブランドの国産車で、エアコンもなく、外国人客のために車に氷柱を置いた。
5.詩経》版「老鼠愛大米」 「鼠は米が好き」という可愛いラブソングが3年前に大ヒットしたが、この歌わんとするところが中国古代詩集《詩経》の詩にも似ている、春秋戦国時代に歌手楊臣剛がいたら詩経の中にこの歌も採録されたのではと、ネット上で詩経的訳を試みた人がいる。「我聽見你的聲音、有種特別的感覺」という現代中国語の歌詞が「吾聞君声,乃有異覚…吾愛静女,如鼠嗜米」と四字句、繰り返し、語気詞も詩経の風格をもって訳されている。
面白いことを考える人もいるのですね。ゆずを万葉集風に直して歌うとかそんな感じ。《離騒》版もあり、中国古典文学を知る人には受けるでしょう。こちらで。
ウォールストリートも毒ミルクもあえて不読。あぁ、こんなこと書いている場合かな?!