老友面

どこの地方にも特色のある「小吃(シャオチー)」と呼ばれる軽食の類があるが、南寧では比較的河口にも近いせいか、カワニナの類が夜市でも売られていた。そして、その蜷入りラーメン(フェン)屋さんが何軒もあって、麺好きの私としては記憶に残る麺のひとつになった。揚げた湯葉、たけのこなどの具が乗っていて、お好みで空芯菜や煮卵をのせることができる(写真)。お昼はこれと白きくらげと梨が入ってお肌にいいという冷たくて甘いデザート(幸)。
南寧には、香港と同じく漢方の「涼茶」屋さんがあり、冷たいデザートが幾種類も売られている。また、野菜や果物を酢漬けにして、唐辛子をかけたものが売っている。韓国の水キムチとちょっと似ている。おやつのように食べられていた。
それからなんといっても「老友面」。味は日本の辛いラーメンのようで、豆味噌とか、唐辛子などの味付けで、ひき肉やもやしやたけのこなどの入った麺。飛び切り熱くて、飛び切り辛〜い。これを食べたお年寄りがいっぺんで風邪がふき飛んだから「老友麺」と言うらしい。

今日は老友麺をイメージしてお昼を作ってみます。

右上写真は夜市。イカなど海鮮を食べる習慣がじわじわ中国内陸にも入ってきている。