おいしいコーヒーとパンダと…

昨日午後は日本から持ってきていただいた本を持ってコーヒーショップに行き数時間こもっていた。
レポートや発表の準備、やっとゆっくり自分の時間が持てるようになった。一人でいる部屋は時折、独房のようだし、図書館ではおいしいアップルパイは食べられない。数ダースの人間がまばらに座わる店で、一本のへんてこな鉛筆になって時折、頭に飛来するものを書き記した。
半分ぐらい目を通したところで、周りの中国人の人たちに話しかけられた。「僕の先輩に似ていて」とか、「え?日本人なんですか」とか。本を読むのも疲れたので、質問されるまま、歴史認識についても話しが出たが、今日は収穫が多かったといってくれた。私も今年はできるだけ多くの中国の大人と話そうと思っている。
 ところで大学受験の成績が発送されたこの3日間、部屋の電話番号と「都市楚天報」に掲載された科技大学生募集相談の電話が一番違いのため、電話が鳴り続ける。10分間で7−8人くらい。そのほとんどがお父さん。中国の大学受験はお父さんが超熱心なのですねぇ。
新聞のどこに書いてあるのか探していて、四川省臥龍パンダ飼育センターの2匹のパンダが武漢に引き取られてきたという記事を見た。地震で学校が壊れ多くの子どもたちが別の地方の学校などに受け入れてもらっているが、パンダも住み慣れたセンターを離れ全国各地の動物園に引き取られているそうだ。武漢は「希望」と「偉偉」で飼育期間は2年間。昨日は9時間爆睡、一日66キロの竹を食べて、元気だそう。一本の竹を取りっこしてる。
パンダほど呑気に適応していない人は多いのでしょうね。