帰っていく卒業していく

mklasohi2008-06-21

日本語科卒業行事に加えて、中文系でも博士同学の発表会、北京言語大学教授の講演会とあり、それに合わせて戻ってきた香港城市大学で研究中のCL先輩との再会と、あまりに盛りたくさんで、朝7時から,夜送る会が終わって家に戻ってからも、来学期日本の大学からお呼びすべく外事所へ出す申請書お二方分を中国語で夜中2時近くまで書いていた。締め切りはぎりぎり。
CL学姐とは香港以来で、中文系会議室に姿を見つけたとき、2人でほとんど女子高生レベルに再会を喜んでノート会話で盛り上がっていたら指導教官から睨まれた(笑)。「羅振玉と文字…」の内容を100%理解していないのは私だけでもなかったみたい。
食事をともにして、彼女の友達の輪、中国の同郷友達の男女を越えた濃い助け合いの輪に放り込まれ、何をどうお返しするかに戸惑ったが、ここは受け取ってうまく返すしかない。次、会えるのは9月かな。
後ろ姿を見送っていると学生からまた直前のご連絡。「いまから卒業式です。一緒に写真を」
300人ぐらいごとの学生が1時間程度で学位を授与される。国歌斉唱、卒業の歌、副学長挨拶、学生代表挨拶、父母代表挨拶という式次第。「前進、前進」
式の前に学位服着用インストラクションのビデオがスクリーンに流される。「まず、ガウンをはおって、垂れ襟をつけ…学位帽の房は右前にたらし…」と。学位服はハリー・ポッターのガウンとよく似ているが、袖には中国式雷紋、襟に牡丹の地模様があって、流れる音楽も思い切り中国音楽でした。
おめでとう。愛する皆さん。