上海魯迅公園そして

mklasohi2007-12-30

夕べは日の暮れた上海・魯迅公園にいた。予約していた午前中の便が連絡もなく、わけもなく欠航。それは、もともと予約していた前日の便がまず連絡なく間引かれ、1000元近く余計に払って予約しなおした便だったのだ。あまりにもデタラメ、中国の航空会社…。
ま、そんなで航空会社やチケットオフィスとのやりとりを通過して、暖簾に腕押しの仕事に腹を立てるだけ損かもしれないという気持ちを抱きつつ、迎えに来てくれた卒業生H君の近況などを聞きながら歩いた。話をしていて疲れない若き友人の一人。丁度、2年前の武漢で迎えたお正月に一緒に帰元寺に初詣に行った。そのときには本当に再会できるとはあまり思っていなかった。こんな風に生きていると話しを聞くのは楽しい。
近くの通りを一緒に歩いていると、日本語を聞きつけた上海人の中年女性が話しかけてきた。上海語なまりでたぶん40%ぐらい聞き取れない。息子さんが東京の大学に行っていて、お金持ちらしい。多倫路を案内するよとしきりと誘われた。
当初の予定は試験を終わらせ、論文を収集し、眩暈しながら終わらせた帰国準備の果て、午後の光に満ちた上海の公園を少し散歩するはずだったが、魯迅の像さえ見つからない暗い公園を散歩し、閉まった故居の前を歩いていた3時間、上海なまりを聞かなかったら上海を歩いている気はしなかっただろう。
龍陽路にあるビジネスホテルを予約してくれていた。磁懸浮列車(リニア・モーターカー)で飛行場に行けば近いという配慮だった。朝焼け6時45分、はじめて乗るリニア・モータカーで、飛行場まで車を追い越し、家や水路を越える8分の旅でした。
今は東京で年末のニュース、ハイライトを見終わったところです。