子年春到戸

快晴の朝。明けましておめでとうございます。
日本のお正月。皆様、どんな新年をお迎えでしょうか。
鼓の音と、お笑い番組、お屠蘇とお節。
紅白歌合戦に性同一障害の人が赤組で出場し、私はあるがままで受け入れられる社会に安心を感じ、それに対して泡のように上へ、上へ人たちが駆け寄せる中国では落ち着いた成熟がどんな形で生まれえるか、興味が尽きない。今年も日本と中国を行き来しつつ、その変化をしることができれば、それが自分が2008年を生きている実感をできるでしょう。
楽しく、かつきちんと研究したいと思うと同時に、少々はじけるぐらい古いものを変えたいという気持ちの2つ。が、さても、はじける年でもないので、一つ階段を上って、青空を見渡せればそれで幸せだろうと思う。
冬枯れの大地の下に緑の息吹。初春には、何かしら壮大な希望を抱えているものです。

子年の春、各戸に到り、吉祥鼠　豊作を報ずる

　皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。