武漢人ってさぁ

師走だけあって、様々イベント事も団子になって押し寄せている。今夜は漢口のホテルに外事処が連れて行ってくれた。試験の準備もあるし、送り迎えのバスの中で作文の添削をしたら気分が悪くなった。(当たり前)。お腹一杯、仕事量もいっぱい。
そんな中、最初はうんざりしていた。昨日、一時帰国のチケットを取ろうと、仕事をしながらでも聞けるから、QQチャットでチケットオフィスに問い合わせていた。こちらの条件等、何度いっても、聞きたい返事がでてこない。この日の便と書いても返事の便が一日ずれていたりする。もう、仕事する気あるんかいな。
さすがに大概にして!という頃、上海にもう少し早めにつく便はないのかと聞くと、「武漢でお土産をかっとけばいいやないさぁ?」再度問う、上海にもう少し早めにつく便は・・?「じゃ、どうしたもんかいにゃぁ、友達をホテルによべばさぁ」
情報が欲しいのであって、仲良しに旅行の相談しているわけじゃない。ほとほと、疲れる思いでふと見ると、あれ?「武漢語」で書かれている。語気が武漢語。
「ナー、ニィァ ジュウザイウーハン マイトンシ サァ」
「あれ、あなた武漢語で書いてるんじゃない?」・・・「ああ、ときどきね〜、へぇすごいねぇ、よくわかるねぇ」と呑気。
知り合いから頼まれてこのところ使うようになったチケットオフィス。確かに、電話でもかなり武漢語。
なんだかちょっと怒りが解けていく。この人親切のつもりなのだ。早めに着く便はないから、思いつくことをいろいろ助言してくれているのだ(ありがた迷惑な気もするけど)。そして、私がちょっとイカリ気味になっていることも気に留めていないのだ。
これが武漢人というか、大陸的というか。小さいことは根に持たない。次に会ったときに気詰まりがない。・・・緻密な仕事をして欲しいとも思う反面、親切と思って言うこちらの意図を解していない助言も何だか憎めなくなって来た。

ナー、ニィァ ザマパンリヤォ。じゃ、どうしたもんかいにゃぁ。