今夜の思い出

日本語科忘年会で1年生が演じる日本昔話のシナリオを書いた。暗記する台詞は、そのままだとまるで我々がアラビア語で何かを丸暗記するみたいなもの、既習+レベル2-3ぐらいまででなければ学習効果もあがらない。だから全員参加のためのこのシナリオづくりは、「職人芸」と自分を褒めているv3年生の新聞も発行しますので、興味のある方は27日26日の夜どうぞお遊びにいらしてください。
夜、お母さんの看病から戻った2年生のEさんと食事をした。2度の手術、医療の選択という大変な判断を20歳の彼女がこの2ヶ月半1人でやってきた。サインをさせられる度に手が震えたそうだ。並大抵のストレスではなかったろう。
長いブランクを心配して、ご飯を一緒にと声をかけたのだけれど、1年生のときから、本当に楽しそうに授業に参加してきたEさん、「こうして普通に大学生活が送れることが、どんなに幸せなことかわかりました。友達や先生に心配してもらえる私は幸せです」という彼女の圧倒的な前向きのエネルギーに温めてもらったのは私の方じゃないかな。いい晩御飯でした。お母様の一日も早い回復を祈ります。