りけん老師とフリーペーパー

夏にウルムチにいるときだった。上海のフリーペーパーの編集者の方に、武漢について書いて欲しいとメールをいただいた。
上海で日本語教師を(も)しながら、雑誌の編集、アーティストへのインタビューやライブシーン取材でご活躍中の「りけん老師」だ。地方TV局記者という日本の仕事を捨て、愛する上海にペンの行き先を求めてやって来た若き開拓者で、同じアウェーで頑張るものとして人知れず応援して来た。
その「りけん老師」の頼みとあって、簡単に引き受け、ウルムチでA先生のおじさんに朝早く起こされた寝ぼけ眼の午前中に1時間ぐらいで書き上げた。
 どんなコンセプトの雑誌ですかと尋ねたら、「ありません、好きに書いてください」ということだったので、ウルムチにいて武漢に向けた思いを書いたのだが、送られてきた雑誌を見るともう少しビジネスマンに武漢を理解していただく情報を書いたほうがよかったかなと感じる。E-bookになっていて、ネットでご覧いただけるのでよかったらページをめくってみてください。全国版Chinaビジネス35pの上段がそれです。
また、熱血にしてクールなりけん老師が上海の路の上で生きて考えるエッセイもお勧めです。

上海・北京日本語フリーマガジン バックナンバー