それぞれの物語

夜、外国語学部の1年生歓迎パーティがあった。ステージが風船やカラーテープで飾られ、新入生たちが、舞台に立つ。若いことの瑞々しさ。1年生の授業も今日から始まっている。
朝は電話で起こされ、スティッキーなことを処理せねばならず、やや<ゆーつ>だったが、午後の授業の合間に、今日、名古屋大学に留学するLさんから…先生これまでの一切に感謝します。今から行ってまいります。来年金木犀が香り始める頃戻ります…と美しいメッセージをもらい、ほろり。日本語科の主任は夜汽車で息子さんのイギリス留学を北京まで見送りに行くそうだ。昨日、成田についた卒業生をうちの家族が出迎え、遠い大学キャンパスまで無事送り届けたと連絡をもらった。
 あちらこちらで新しい物語が始まろうとしているのですね。