自古逢秋悲寂寥

今日の授業、夏に日本で買った中国襟の半袖を着ていった。日本で買ったのに中国製だが、これが大人気。きれい!可愛い、似合う、写真をとってもいいですかと学生たちがカメラ付携帯出して取り始めた。それぞれにカメラ目線を要求される。なんだろう、チャン、ツーイーの苦労が分かる?(はは)。昔、学生に先生は○○個イアリングを持っていますねと言われこともあるが、教壇に立つ姿は一挙手一投足見られている。
服装が非言語行動の一つに入れられているのも納得が行く。今日はこの服の気分じゃないわとか、女性は特に服に気持ちを乗せやすい。で、今日のやまと心をひと問はば…特に狙いは何もナシだなぁ。むしろ今日は意向形を教えるときの歌に意識が向いていた。といっても「幸せなら手をたたこう」なのですが。「たたこう」が意向形。これも幸せそうにみんな歌っていた。
秋は寂しいものと決まっている。自古逢秋悲寂寥。夜、時間があると散歩に出るようにしているが、金木犀の香りも漂う道で心に秋風が入ってくるときはいろいろな友人の顔を思い浮かべることにしている。
タンザニアに帰ったF君が連絡して来て、よろしくといっていました」と、彼の後輩の留学生がわざわざ電話をくれたのは昨夜12時を回っていた。眠かったので、よろしく言ってくださいと言って切ってしまった。
タンザニアの秋はどんな色に包まれるのか…思い出してくれてありがとう。