千回さがして

パソコンの電源接続が悪いなぁと思っていたら、週末全く通電しなくなった。昨日いつものようにS君にS0Sした。校内の修理店と広阜屯のパソコンセンターを回ってくれ、ある店は800元といい、ある店は150元でも治るかどうかわからないと言われたそうだ。2時間かかるから「今日はおいてけ」と言われたところを、昨日はわざわざもって帰ってきてくれた。というのも、修理には立ち会わないと何をされるか保障がないというのだ。これは以前も聞いたことがある。そんなわけで、今日再び足を運んで、修理に立会い夕方もって帰ってきてくれた。
修理屋さんに対してある<性悪説>と、時間を惜しまず助けてくれるS君への<性善説>が同時に存在する不思議さ。原因はPC本体接続部分の錆びだった。150元。
 ところでS君は来年中国最大の検索エンジン百度(ばいどぅ)」を狙っているそうだ。日本人はなぜヤフーやGogoleが好きなのかと聞く。ヤフーやGogoleのサービスの話、ネーミングの話をしつつ、今度は逆になぜ「百度」というのかと問うてみると、宋代の詩人辛棄疾の詞『青玉案』にある「衆里尋他千百度(人ごみの中で百回も千回もあの人をさがす)」という句から来ているのだそうだ。わ〜何やらロマンチック。
百度」なら「あの人」を千回でも百回でも探し出してくれるのかも知れない…。