廬奇亜諾・帕瓦羅蒂

魅惑のテノール、ルチアーノ・パバロッティ氏(廬奇亜諾・帕瓦羅蒂)が亡くなられましたね。中国のネット新聞で高らかな一節を聞きながらその死を惜しみました。動画の下に寄せられたコメントもみな惜しむ声です。
中国で言語学を学ぶとき戸惑うのは、たとえばこうした人名表記。喬姆斯基、索緒尓―チョムスキーソシュール…。用語もたとえば「統合関係」(syntagmatic relaition)「連合関係」(paradigmatic relation)―「組合関係」、「聚合関係」と日本語と似ていて非なること。似ているより英語ぐらい非なるほうが却って印象に残りやすい気がする。調音法や子音なども、破擦音―「塞擦音」、歯茎音―「舌尖前音」…などと同じ漢字を使うだけに厄介。
「PAROLE」と「LANGUE」の区別を「言語」と「語言」で表し、日本語でいう「言語学」は中国では「語言学」となる。漢字の森で迷わないようにしなければ。
今晩は外事処(国際交流センター)のウェルカムパーティ。最近、健康のため自炊を心がけ、並木道をよく歩くようにしている。