リバーサイド1118

知人のために長江の見えるホテルを取った。部屋に入りカーテンを開けてその絶景に目を見張った。長江は滔滔と流れ、一橋(いちはし)は大きくその上に架かり、対岸には小さく黄鶴楼、真下に晴川閣、右に亀山と白いテレビ塔、その眺めが窓いっぱいに広がるのだ。なんて素敵。
 予約の時に川の見える部屋でと条件をつけたが、武漢のよさを味わえるこんな部屋があるとは思わなかった。夜景も見たくて章さんといっしょにお邪魔した。いつまでみても見飽きないほど。長江に橋の明かりが映え、ゆっくり流れる夜の川に心癒される。
これを心に焼き付けていよう。
 今日は自分の部屋の中の箱を移動させ、必要なものを取り出し生活できるようにした。本と教材・資料だけで大きな大きな箱4箱もある。いつの間にこんなにため込んでしまったんだろう。本は必要とはいえ、もうできるだけ買わずにいたい。
 ちょっとハードな中国生活が身に沁みる気がするのは年のせいかな。目に焼き付けた夜景を栄養にしていつも柔らかく生きていきたい。