新疆時間

新疆では公式時間は北京時間で、北京時間の朝9時半から13時半までが午前の部、午後の仕事は4時から8時半までだ。武漢は夏は2時半から6時でこれでも日本とはずいぶん違うが、午後の仕事が4時からとは蝙蝠のお出まし時刻のようだ。でも、何分にも明るいし、当地の時間では2時から6時半、そうむちゃでもない。はやり地球の時間は思いがけない。
　ZY先生にを案内してもらった。キャンパスのある大学ではなく、１棟のビルだ。広播電視大学は日本の放送大学のような役目を持ち、一つの省に必ず1つ設置され、今ではインターネットを通じた教育も行われているそうだ。中国ではこんな形で、遠隔地教育が進められているのだ。
　ところで夏の新疆は果物の国に紛れ込んだよう。葡萄、杏、平たい桃、アーモンドや木の実が溢れるように売られている。ハーミークワーというメロンは武漢でも買えるが新鮮さと甘さが違う。食べ物のことは、おそらく書ききれない。昔ロシアの領事館があったから領館路という通りのアイスクリームのお店に連れて行ってもらった。これは星3つ。黒いベールの若い奥さん、織物のテーブルクロスも、通り自体も面白いからお勧めです。