ヤフﾂシムスズ（こんにちは）

　40時間の汽車の旅の果て…ではないけれど、５時間の飛行機の旅の果て昨日新疆ウイグル自治区に着いた。どうして新疆なのかは、２年前…で、去年…ながら、そして先月日本の知人に…、が、結局…と長い話は止めて、行ってみたいという意思が人を遠くまで運んで来る。ウルムチの飛行場にはＡ先生のご親戚が迎えにきて下さった。
　いろいろと問題を解決をお手伝いいただきつつ、今日は新疆大学学術交流センターの一室に落ち着いた。ネットがつながらないため、大学近くのネットカフェから更新している。今回は、カンヅメで教材作りなどの仕事を進めることが第一の目的だが、仕事に倦んだら散歩がてら街を見て歩きたいと思っている。
　北京時間と２時間の時差があり、日本時間を３時間遅れて追っかけているが、夜の8時を過ぎても日は沈ます、いったい誰の何時？と模糊とする。地球の不思議。お時間のある方は地図帳を開いてみてください。
　ウルムチは想像していたより他の中国の都市と似ているが、至るところにあるウイグル文字の表示や、インドヨーロッパ語族の風貌の人、通りやレストランの中で聞こえてくる不思議な発音が遠く離れたところにきた事を感じさせる。
　大学の門の前にもほのぐらいイスラム料理屋さんが並んでいて、夜は湯飯というトマト・にんにく味スープのすいとん（羊の肉入り）みたいなものを食べてきた。朝ごはん用にはナンを買った。ちょっとおじさんその手きれい？と聞きたくなる感じだったけれど。
　それではそろそろ部屋に戻ります。
　　ところで今、何時？