香港と武漢

今日7月1日は香港返還10周年。いろんなチャンネルで関連の報道をしている。風邪の症状は無くなったものの、疲れて香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)を付けっぱなしにしたままで、一日眠ってしまった。先週は、授業、3学年の期末試験に加え大学院は4時間の補講をせよと、それからいくつもの送別会、2年生の新聞編集・・・一人の仕事量としてはmax。
 ・・・香港返還の日のことを思い返すと、花火の上がるTV画面を見ながら、香港に行った大事な友人のことを考えていた。香港の高層マンションに住み、後ろに山、前に香港の夜景が見えると手紙をくれた。香港で花火を見ることができればどんなにいいかと思った。
今夜、起きだして晩御飯を食べながら武漢のTVニュースを見た。10年前の香港からのお祝いのニュースをやっていた。武漢の社区でお祝い踊りを踊るおばさん、駅前のおじさんなど、武漢市民が香港返還を喜んでいた様子が映し出される。武漢市民の元気で熱い雰囲気は10年変わってない。
 漢口に「香港路」という地名があるが、それはこの返還にちなんで付けられた名前だそうだ。「10年前は汚くて狭い路だったが、香港路となってから近代的なビルと道端に緑と花の植えられた繁華街になった」と香港路から女性アナウンサー。香港路の辺りにはいくつか日本料理屋さんもありますね。香港はいまや武漢の第一位の海外貿易相手だそうだ。
香港から10年を祝う花火がTVに映し出される。次の10年後どこで花火を見ているのだろう。