花粉と亀ゼリー  

一つ嵐が去った。といっても、まだまだかいくぐるべき仕事ばかり。アンケート調査は集計分析中です。企業の方などから、貴重なご意見を頂戴し、コミュニケーションの実際の場でのご苦労などを感じています。ありがとうございました。
関連して「対人関係構築のためのコミュニケーション入門」というひつじ書房からでている本に目を通しているが、ひつじさんの本は面白いですね。授業を通じても常々思うことだけれど、人を多面的にみることの重要性、決して人はその一面から評価すべきではない。「固定的で単一的なアイデンティティで捉えるのではなく、アイデンティティは重層的であり、本人の主体的な選択であると捉え、その主体的な選択を尊重していく」
一番いい面同士で出会えない場合もあるけれど、成長していく自分と人。コミュニケーションのやりとりを通じてそんな風に思いたい。
明日は武漢大学でスピーチ大会が開かれる。昨年、科技大が当番校で審査員をつとめた大きな大会だ。当番校ではないのでその役目は無くてすむが、早朝の集合と告げられた!起きられるかなぁ。
梧桐の並木に花粉が飛んでいる。今夜の気温を一気に下げる雨のおかげで喉も楽になった。夕方、キャンパス内の飲み物スタンドで亀ゼリーを買う。本土でも流行ってきたデザート。飲み物スタンドもあちこちに出来て、ミルクティーを飲みながら歩く女子学生も増えてきた。
 日本から中国に戻るとき2年前14円だった1元が17円にあがっていることに衝撃を受けた。元が強くなっているのですね。