フランス街

mklasohi2007-01-26

昨日は漢陽にあるフランス街にでかけた。久しぶりにIWG(インターナショナルウィメンズグループ)のお食事会に参加したのだ。お金を下ろしていこうと中国銀行に寄るとATMの機械にお金が用意されておらず窓口に行列、バスでは間に合わなくなり、タクシーを飛ばして行きは68元もかかった。
白洲大橋と言う長江にかかる第三の橋を渡り、目的地に向う。先日お邪魔したホンダさんの工場もある武漢開発区にあり、やや殺風景な景色が広がる。運転手さんもよくわからず、住所の「金色港湾」を目指して行った。
広々としたマンション街の中にある小さいショッピングモールで、数軒の洋風レストランなど並んでいるが、本当に営業しているのは2〜3軒。湖に向って、海賊船のような繋留された船の形のコーヒーハウスもあり、小さいながら力の入った計画だった(?)ことが感じられるけれども閑古鳥だ。
近くにシトロエンなどのフランス企業職員のフレンチビレッジがあり少なくとも230人ぐらいのフランス人が家族等で住んでいるということだ。   
うちの大学の前にワールドショッピングストリート(歩行者天国)が大大建設中であることは先日も書いたが、倫敦通りやスペイン通りといった欧米の町並みが構想され、私のワンダーストリートだった汚いごちゃごちゃした町が忽然と消えつつある。が、流れをうまく持ってこないとこんな閑古鳥になっては莫大な損失になると背筋が寒くなった。もちろん規模も計画も比べ物にならず、私の心配は杞憂に終るだろう。
集まりのあったお店はアメリカ人夫妻の経営する「ALOHA」というお店で私はタコサラダを注文した。コーヒーはやはり香りが薄かったけれど、久しぶりのサルサソース、キドニィ豆のチリがついて満足。しかも、従業員のハワイ出身の若いお嬢さんがフラダンスを、ハワイに9年いたというオーナー夫妻がウクレレとギター伴奏で披露、雰囲気を盛り上げてくれた。武漢にいてそこそこのタコサラダを食べ、裸足のフラダンスがみられるとは思わなかった。団体で予約しお願いすると気分で演奏してくれるようだ。
名門・外国語学校の前でもあり、バスは585番、バス停は金色港湾か法国街。古琴台で乗り換えられる(2元)。武漢の意外な顔を見ようとおもったらいいかもしれない。