1月7日 晴れ(武漢)

6回目の北京は滞在時間1時間40分。空の上から見ると灯りが金の鎖のように続いていて発展振りが見て取れる。都市の上を掠めての離着陸。その街の灯りは昔、インディアナポリスの上空で見た、蜘蛛の巣のように光りが中心に集約されていく夜の都市を思いださせた。
北京までは約4時間、北京から武漢、約2時間。合計14時間のどこでもドアだった。短い休みだったので、今回はかなり後ろ髪を引かれた。タクシーの中から「武漢」の文字を見、見慣れた景色が広がってくるにつけ、2人の好きな人の間で揺れ動く心みたいな矛盾した気持が広がる。それはそれでいいのでしょう。
以前、武漢の空港周辺タクシーは安全でないと噂があったため、いつもはリムジンバスを使うが昨日は既に夜10時近かったので、タクシーに乗った。飛行機を降りる前、隣の席のおじさんに、最近は空港周辺のタクシーは大丈夫ですか?と聞くと、問題ないですよ、方向が同じだから何なら一緒に帰えりましょうと言ってくれたが、良さそうな人だったけれど、やはり初めて会ったおじさんとタクシーに乗るのはためらわれた。
今日は青空です。いいお天気。明日からの準備をしつつ、夕方は朋あり遠方より来る予定。明日からは平常運転、というかいきなり全開ですね。
 今年も健康で、ちいさな努力を重ねて行きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。