喜洋洋 歩歩高 

mklasohi2006-11-25

喜び溢れ、日々向上していく。最初の曲は中国側のこの曲。
 昨日の午後は冷たい雨の中、近くの華中師範大学で行われた、日中音楽交流コンサートを聴きに行った。日本側は福島県尺八演奏家の人たち。武漢市は大分市と友好都市、湖北省福島県も友好姉妹の関係にあり、福島県湖北省学童育英会湖北省の貧困農村地区の子どもたちへ学費援助を行っている。そんなご縁から実現したコンサートらしい。
 尺八演奏家が袴で現われると学生達が変な格好だというので、スカートじゃなくていわばズボンみたいなものと説明する。確かに始めてみると変かも。
 このコンサートでは学生達が演奏家の人たちの通訳を勤め、プログラムの翻訳をし、それに目を通しもしたのでそれぞれの曲のことはイメージしていた。楽器の性質から言って、尺八の音は蕭条と寂しく、中国楽器は元気と情趣に溢れている。馬に鞭打ち収穫を運んでいく農民の喜びとか、いななく馬が現われてくる。
 終わって初めて 華中師範大学のキャンパスを歩いた。遊ぶなら武漢大学、勉強するなら華中科技大学、恋愛には華中師範大学(玩在武漢大学、学在華工、愛在華師)と言う言い方があるが、とにかく女子学生が多い。科技大とは男女比が逆だろう。100年の歴史をもつ師範大学、雨に濡れる建物も心なしか優しく見える。
 歩いて西門までいくと、朝から風邪気味だった身体が重い。夜は、外出ついでに中国の習慣に則ってお誕生日の人が宴会を張ることにしていたので、予約したレストランへ行って、ある学生がお祝いに持ってきてくれたぶどう酒もいつに無く飲んだ。
 これがダメで、熱と吐き気に苦しむ記念すべき夜になった。でも、今日はCさんが食料を持ってきて来てくれ、ワンタンと米酒という甘酒のようなものを作ってくれ、身体が温まって、ずい分元気になった。
 もう一眠りと思っていると、タンザニア人留学生のF君から電話。冬休み日本で英語を教えたいんだけど紹介してもらえない・・・。私って何かのエージェント?
 お願いやら、予定の行事は後回して、ちょっと休養をと思います。