ときはこうして過ぎ行く

連休も終わり、多くの人は今日から仕事が始まった。
わたしは授業こそ無かったが、一日中、日本語科のC教授が書かれた論文の校正をして過ごした。お送りいただいたのが遅く連休後半の仕事となった。先生は教育部高等学校大学外語教学指導委員会副主任委員でいわば全国の大学外国語教育委員会のNo2でいらっしゃる。
学生達に愛される人間的な面からも、直向で着実な学者として面からも尊敬申し上げている。そんな先生のお書きになった中国の今後の大学日本語教育を展望する文章を拝見させていただき(当然、私なぞが拝見しなくてもよいレベルだ)光栄なことでもあり大変勉強にもなった。時代に即した中国の大学における日本語教育の大綱等の細部も勿論のこと、結びに書かれた日本語教育を通じての学生の人間形成という視点に大変感銘を受けた。明日もう一度私の勘違いがないかを見てお送りするつもり。
時はこうして過ぎ行く。
遊びにも行き、人と食事にも行ったり、ご無沙汰の友人たちにメールもした。よく休めたこともさることながら、こうした頼まれごとをこなし、かつ着手したいことにちょっとだけ着手できたことに満足を覚えている。